首都圏の新築マンション情報

消費者の視点から新築マンションを徹底検証。元住宅サイトライターがモデルルームをチェックするポイントを紹介します。

シエリア湘南辻堂が辻堂駅徒歩4分の立地に誕生

かつては工場地帯だった辻堂駅周辺エリアも、再開発により大きく様変わりしました。その辻堂駅から徒歩4分の立地にシエリア湘南辻堂が建設中です。総戸数352戸というスケールメリットを活かした充実した共用施設と、テラスモール湘南からほど近い立地という魅力で注目を集めています。

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辻堂駅 徒歩4分の利便性

このところの人件費の高騰もあって、神奈川県でも数年で坪単価が急騰している事情があります。そのため、戸塚や大船でも坪単価300万円に近づく物件があるなど、まさにプチバブル化している感は否めません。辻堂駅周辺は一昔前に比べると価格が上昇していますが、その分、利便性や良好な住環境が確保されている点でお得感が出てきているように感じます。

昭和7年から創業していたパナソニックエナジー社の辻堂工場の跡地で、茅ヶ崎市が跡地利用の方針について検討行ってきました。最終的に共同住宅(シエリア湘南辻堂)、商業施設(クリエイト?)および福祉施設が建設されることになりました。

シエリア湘南辻堂の魅力は、辻堂駅周辺の再開発エリア「湘南C-X」から徒歩圏内で、生活利便施設が充実しているところです。複合ショッピング施設のテラスモール湘南をはじめ、病院や公園、スーパーマーケットなどがすべて徒歩圏内にあります。T-Site湘南がある湘南SSTにも、自転車や車で近くです。

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スケールメリットとゆとりのランドプラン

膨大な工場跡地の再開発プロジェクトということで、総戸数352戸のスケールメリットを活かした共用施設(ゲストルーム、カラオケ・シアタールーム、展望スカイデッキ、ガーデンなど)があります。カラオケ・シアタールームは、用途が限定されている分、どのくらいの頻度で利用されるのか?というのは気になるところではありますが・・・

25000平米という規模は、大船で販売が予定されている資生堂鎌倉工場の跡地とほぼ同じ規模で、都心部ではそう味わえません。物件の南側には提供公園が併設予定で、プランニングに余裕が見られるのも好印象です。

駐車場は全352戸中、240台ですが、すべて自走式。管理面でもメリットがあります。全戸に対して約68%、総世帯に対し2/3に当たる戸数分の駐車場を確保していることになります。この数については、駅徒歩5分であることを考えると十分です。

最近は郊外+駅徒歩15分以上の物件でも、駐車場が埋まらない=当初予定していた管理費が入ってこないという課題を抱えたマンションもあり、むしろ240台埋まるかな?という疑問もあったりします。

気になるのは周辺の道路状況でしょうか。週末は藤沢駅周辺、国道一号線はそれなりに混みます。まったく動かないというほどではないですが、それに加えてシエリア湘南辻堂ができることによる200台以上分の車が増えるわけですから、それなりのインパクトはあります。郊外だからスムーズなドライブが楽しめるという状況ではないです。

間取りに関しては、田の字型プランがメインではあるものの、きれいなアウトフレームで構成されています。収納も各部屋に適切に確保されているので、70平米台半ばより広いプランであれば、子供二人家庭でも安心です。

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藤沢市vs茅ヶ崎市

ただ、マンション掲示板を見ると、やはり藤沢市でないことを残念がる声が多いですね。

地域情報サイト「生活ガイド」に藤沢市と茅ヶ崎市の結婚・育児サービスの比較表があります。

↓    ↓   ↓

例えば、藤沢市では子供の通院が小学卒業まで所得制限無しで無料なのに対し、茅ヶ崎市では0歳〜3歳までは無料(所得制限なし)、その後は小学3年生まで所得制限ありの助成となっています。入院に関しては、藤沢市が小学生まで無料、中学生は所得制限ありの助成。茅ヶ崎市では0歳〜3歳までは無料ですが、その後は中学卒業まで所得制限ありの助成です。
※助成については制度が年度で変わることもありますので、ご自分で最新情報を確認してください。

また、藤沢市では3人乗り(幼児二人用)自転車の購入助成があったりします。年間予算の上限があるので、すぐに枠がうまってしまうのと、前年から住んでいないといけないという制限がありますが、子育て支援に積極的なことが伺えます。

そのため、現在、羽鳥のNTT社宅跡地に建設予定中のマンションも検討している人も多いようです。こちらは、Google Mapで見る限り辻堂駅からは約800m、駅徒歩分数(基準は1分80m)は10分程度です。

シエリア湘南辻堂よりも遠くなりますが、より便利な辻堂駅北口が最寄りであること、プロジェクトの敷地面積が65000平米(マンション以外の敷地ももちろん含みます)など一大再開発プロジェクトであることを考えると、こちらにも大きな期待が寄せられるのは分かります。

開発概要:
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/tosei/machizukuri/toshi/shiryo/20150529hatoriicchoume.html
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/tosikei/machizukuri/toshi/sedo/chiku/shite/hatoriicchome.html

羽鳥のマンションの方も追って情報を掲載したいと思います。

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シエリア湘南辻堂

茅ヶ崎市赤松町1868 番1、3781 番1(従前地)、 茅ヶ崎都市計画事業赤松町地区土地区画整理事業内1 街区1-1、1-2(仮換地)

東海道本線「辻堂駅」徒歩4 分

総戸数 352戸
規模・構造 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地上10 階建

完成予定 2017年12月下旬
入居予定 2018年1月下旬

売主 関電不動産開発野村不動産パナホーム

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