総戸数101戸 ザ・パークハウス学芸大学が誕生
中小規模のマンションの提供が比較的多い学芸大学駅エリアですが、三菱地所がザ・パークハウス学芸大学を建設中です。旧野沢住宅の跡地で、総戸数は101戸とそこそこの規模。学芸大学というと、東口や目黒通り沿いに競合がひしめいている状況ですが、こちらはその逆の西口に位置します。周囲は低層の住宅街が広がった落ち着いた住宅街になっています。
学芸大学駅周辺は、中規模程度のマンションが頻繁に提供されており、常に競合が存在するエリアです。複数の選択肢の中から選べるメリットはありますが、どれも決め手に欠く…という部分があるのも正直なところ…
ザ・パークハウス学芸大学は、パークハウスグランのコア抜きで大きく揺れた三菱地所の提供ではありますが、総戸数101戸と大きなスケールを誇っています。
三菱地所は2000年以降も学芸大学駅周辺に多くのマンションを分譲してきました。ただし、これだけのスケールの物件は、このエリアでは近年で最大になります。
設備の仕様や共用施設に関しては執筆段階では未定なので詳細には触れませんが、間取りについては3タイプ公開されていました。
三菱地所ならではのオーソドックスなプランになっていますね。いずれのプランも、中心の廊下が長く伸びていて、その分、多くの面積を必要としてしまっている部分は気になります。
実際に近年の田の字タイプの典型例になりますね。
E-H type
3LDK + WIC + MC
76.93平米(約23.27坪)
バルコニー面積10.54平米
E-G type
3LDK + WIC + N + MC
75.51平米(約22.84平米)
バルコニー面積10.71平米
S-D type
3LDK + WIC + SIC
77.43平米(約23.42坪)
バルコニー面積7.00平米
ただし、賛否両論はあるものの、日本で一般的に使われる家具は田の字のほうが配置しやすいというのも確か。その辺りは最終的に好みの問題になるかと。
その他、公開されているプランに関してはオープンキッチンが基本で、料理をしながら子どもの様子が分かる形式になっています。また、バルコニーにはシンクが付いており、鉢植えの水やり、掃除などに活用できそうですね。この点に関してはプラス評価。
最後に一つ気になるのが、収納の面積ですね。家族四人を想定すると、若干厳し目だとは思います。既存の収納スペース以外に、チェストなど後付の収納家具が活躍してくれそうです。
ホームページでも訴求されているように、渋谷、自由が丘、二子玉川へのアクセスは良好なだけに、便利なエリアであることは間違いないでしょう。さらに、横浜方面や新宿・池袋方面へも一本。必ずしも駅近とは言いがたいものの、都心エリアへのアクセスは良好な地域です。
ザ・パークハウス学芸大学【PR】スポンサードリンク東京都世田谷区野沢3丁目135-1,3
東急東横線「学芸大学駅」徒歩12分総戸数 101戸
間取り 2LDK・3LDK
専有面積 63.03m2?83.52m2完成予定 2015年3月下旬
入居予定 2015年5月下旬
構造・規模 鉄筋コンクリート造地上4階建売主 三菱地所