ザ・パークハウス文京江戸川橋　大阪屋跡地に建設中

江戸川橋駅徒歩5分の立地にザ・パークハウス文京江戸川橋が誕生します。春には江戸川公園付近の神田川沿いの遊歩道や椿山荘の桜並木への散歩も楽しみの一つです。ザ・パークハウス文京江戸川橋は出版取次中堅の大阪屋の倉庫の跡地に建設が進められています。かつては、この場所から書籍が各書店に配本されていたわけです。JRへのアクセスは若干不便ではありますが、3駅利用の利便性を享受できる立地です。

出版業界再編の中で江戸川橋周辺はどうなる？

江戸川橋駅周辺は古くから、書籍の取次業者や印刷所など、出版関連の会社が多いことで知られてきました。

ところが、近年は書籍の売上も芳しくなく、2013年度の全国の書籍売上（雑誌含む）は1兆6000億円台。1990年代半ばに2兆6000億円ほどだったことを考えると大きな凋落ぶりです。

そのため、日販・トーハンという最大手の次に来る中堅・大阪屋は楽天の傘下に入るなど、業界再編が進められているのが実情です。

近年では、かつて出版関連の建物があった土地が、分譲・賃貸マンションへの建て替えが進められるようになりました。

出版不況と業界再編の中で、今後も零細の取次・印刷所の廃業や、資産整理などで、2020年のオリンピックに向けてこの周辺の開発が動き出す可能性も考えられます。

その意味では、物件西側のエリアは、今後、建て替えが進む可能性もあり、将来的に周辺環境が変わる可能性もあります。

文京区水道周辺は都や区の再開発エリアではないこともあり、状況は流動的です。どのような街が形成されるか、その推移を見守りたいところです。

気になる坪単価は？

マンション掲示板の価格スレッドの情報によると、坪単価は340万円ほど。

文京区では丸ノ内線茗荷谷駅・都営三田線春日駅周辺の再開発が推進されてきましたが、ザ・パークハウス文京江戸川橋周辺はそのエリアから微妙に離れた位置にある現実。

そのため、価格動向に注目が集まっていましたが、それなりの金額になったなあという印象はあります。ただし、このところの不動産会社の株価高騰や不動産市況、さらには山手線内側で駅徒歩5分という状況を鑑みると、この辺が確かに落とし所なのかもしれませんね。

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ザ・パークハウス文京江戸川橋

東京都文京区水道2丁目108番7（地番）
有楽町線「江戸川橋駅」 徒歩5分、東西線「神楽坂駅」 徒歩10分、丸ノ内線「茗荷谷駅」徒歩13分

間取り　2LDK・3LDK
専有面積　54.92㎡ ～ 75.6㎡

総戸数　106戸
規模・構造　鉄筋コンクリート造地上9階地下1階建

完成予定　平成28年3月中旬
入居予定　平成28年4月下旬

売主　三菱地所レジデンス