晴海テラスが再開発地域に誕生
晴海テラスは総戸数378戸、地上20階建ての大規模マンション。晴海三丁目西地区再開発事業が推進中の晴海地区で建設が進む注目のマンションの一つです。晴海テラスは大江戸線「勝どき駅」から徒歩10分。銀座、六本木などにもアクセスがよく、都心で働くシングル・ディンクスをターゲットしにいたスタイリッシュマンションです。
◎晴海三丁目西地区再開発
日本橋から新橋へ続くエリアは徳川家康による大規模な埋め立て事業により完成した土地です。晴海の埋め立てが始まったのは明治に入ってからで、晴海テラスが建設される晴海五丁目の工事が着工されたのは戦後になって1959年のこととされています。
現在ではトリトンスクエアや各種オフィスビルなどが立ち並び、アクセスも容易になりましたが、かつては晴海埠頭など民間の港湾用地。私が子供のころは西部警察でしばしばロケをしていたような場所であったと記憶しています。
ここ数年で湾岸エリアの再開発が大きく進展しました。晴海と台場を結ぶ晴海大橋も2006年に完成しています。また、UR都市機構(旧公団)が晴海三丁目西地区再開発事業を推進しています。こちらは2013年に完成予定です。
坪単価220万円ほどが中心
晴海テラスはシングルとディンクス向けの間取りが中心になります。各住戸広さは40.00~50.01平米。
マンションコミュニティなどによると、もともとは賃貸向けのマンションとして計画されたという話もあり、その価格帯に注目が集まっていました。
発表されているところでは、最多価格帯は坪単価220万円ほど。一番安いところで、坪単価181.5万円ほどとなっています。
この価格帯を高いと見るか安いと見るか?その判断が分かれているようです。もちろん、坪単価だけみると、同地区の他物件に比べて割安といえます。特に23区の新築ということだけにこだわるなら、200万円を切る価格はお買い得感があります。(かつてのバブル時期に比べるとですが)
ただし、(1)勝どき駅から徒歩10分の立地であること、(2)特にDタイプなどはディンクスでは手狭に感じられること、(3)収納が少ないこと、(4)仕様のグレードが気になるという意見も聞かれました。
子供ができるまでは晴海テラスで生活をして、その後は賃貸に回すという方法もあるかもしれません。ただ、40平米台半ばの間取りで1LDKの場合、駅徒歩3~4分の立地で16万円台から出ていましたが、徒歩10分ということでそれよりも家賃収入は低くなると予想されます。
ただ、将来子供が何人できるか分からないし、とにかく今は夫婦二人が生活できるマンションに住んで仕事に専念したい、という方は検討の余地が十分あるのではないかと思います。
晴海テラス【PR】スポンサードリンク東京都中央区晴海5丁目1番4他(地番)
都営大江戸線「勝どき駅」徒歩10分総戸数 378戸、他に管理事務室1戸
構造・規模 鉄骨鉄筋コンクリート造、地上20階建・地下1階建間取り 1DK~2LDK
専有面積 40.00m2~50.01m2竣工時期 平成21年1月16日竣工済
入居時期 平成21年9月予定売主 株式会社コスモスイニシア